名入れボールペンとは、ボールペンそのものは市販品ですが、その本体部分に名前を追加で印字したものを指します。なぜそのようなことをするかと言えば、まず思いつくものが記念品や贈答品です。贈る相手の名前を入れることで、本体は既製品であってもその人だけのオリジナル品と見てもらうことができ、それだけ愛着を持って長く使い続けてもらうことが期待できます。このような名入れボールペンの場合は、確かにどんな市販品であっても対象とすることは可能とはいえ、あまりに安価な商品では場違いです。
自分だけの1本として長く愛用してもらうことを前提に、本体もそれなりの高級品とすることが適切で、場合によっては万単位の商品が選択されることも珍しくありません。なお、本人だけのオリジナル品と見る場合、何も他人からの贈り物でなければならないとするルールなど存在しません。自分への贈り物という言葉は最近では珍しくもなくなりましたが、自分の名前を名入れした上で自身のために購入して使うということも可能で、別に何の問題もないわけです。他の人から見ると若干違和感はあるのかもしれませんが、そうであっても持ち物に名前を書くというのは何もおかしいことではないとも言えます。
また、贈り物以外の用途も考えられ、それは企業とか商店などがノベルティグッズに利用するケースが考えられ、要するに自社商品とかサービスなどの販促の目的で名入れボールペンを利用するケースです。