ギフトを贈るときのマナーとルール

ギフトを贈るときは、相手に喜んでいただけることを前提にギフトを決めることが鉄則です。まず知っておきたいことは、タブーがいくつかあるということです。数の基本は、奇数が慶事で偶数が弔事になります。ただし、「八」は末広がりを表しているので、偶数ですが吉数になるので慶事です。

一対以上の組みになっているものは、偶数であっても慶事です。慶事と弔事が重なった場合は、弔事が優先となります。値札のついた品物は厳禁で、特売品や贈り物の流用は要注意です。ギフトを贈るときのマナーは、理由を明確にすることです。

正式な贈り物にはのしをつけますが、のし紙に書く表書きは、贈る理由をはっきりと伝える役割を持っています。のしをつけない、誕生日やクリスマスなどのギフトを贈るときでも、メッセージカードや言葉で理由を伝えることが大切です。そしてタイミングも大切です。お祝い事は、当日か当日前に届けるようにします。

お見舞いは、すぐに届けると、まるで用意をしていたかの印象があるので、相手の様子をお伺いしてからの方が無難です。食べ物や飲み物を贈るときに気をつけたいことは、家族構成で量を決める、食事制限があるかないかなどの情報を知る、高齢者の方は保存ができる物の方が喜ばれるなどです。現金や商品券などは、ふさわしくないケースがあります。目上の方には、結婚祝いや香典など、習慣として現金や商品券を渡す場合をのぞけば、品物の方が無難です。

また、身に付ける物は贈らない方が無難です。

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